近年サステナブルな服作りにも力を入れているGANNI。しかし、自らを “サステナブルファッションブランド” とは名乗っていない。なぜなら「ファッション」と「サステナブル」には相容れないものがあると理解しているからだ。それでもGANNIは社会的・環境的な影響を最小限に抑えるためにあらゆる努力をしている。例えば、2020年春夏コレクションでは、全テキスタイルのうち45%にサステイナブルな素材を用いることに成功した。2019年には、プラスチック削減推進の官民連携活動「New Plastics Economy Global Commitment」に署名し、プラスチックの生産と使用状況を公開している。GANNIは今後も不要なプラスチックをできるだけ排除し、リサイクル素材の開発に注力していく予定だという。こうした取り組みとその透明性の高さがブランドの信頼度を高める要因となっている。VIEW ALL